Dragonfly40のBlog

主に障害者が就労移行支援に通う実情を綴っています。

就労移行支援36日目

今日もMOSのランダム模擬試験を黙々とやる。

久々にテキストに目を通してみると、「HPより模擬試験の問題を最新版へダウンロードしてください。」と書いてあったので早速やってみる。

しかし、プログラム自体が変わるわけでは無いので正当が誤答になる不具合は変わらず、問題も全く変わってはいない、ガックリ。

もう不具合を気にするのはやめよう。

 

ところでうちの事業所はwebの勉強をしている人が多い。

内容としてはHTML&CSSJavaWordPressなど。

それとAdobePhotoshopIllustratorが人気。

まぁ本人の希望なのでアセスメントした結果、個別支援計画でカリキュラムとして組まれた訓練なんですけど。

問題は果たしてwebやデザイン系のソフトを学んでどこへ就職するのか?

これについて所長に聞いてみた。

 

自分がどういう職業でどういう仕事をしたいのかのビジョンが見えていないと、単純に『ネットの仕事がしたい』とか『デザイン系の仕事がしたい』だけだと、2年間勉強したとしても、障害者枠での求人そのものがほぼ無いので就職出来ないんですよ、一般求人を見ても少なめで、一般求人の場合若い人と少ない求人枠の取り合いになるので仮に資格を持っていても、内定にこぎつけるのは実は難しいんです。

 

だそうな。

そして「こう言っては本当はいけないんでしょうけど、就職を目的として本当に就職率がいいのはやっぱりMOSで、ハロワでも一般事務は障害者枠でも求人があるし、仮に事務職として入社しなくても使い道があるので重宝されるんですよ。」とも言っていた。

確かに実用性としてはMOSはダントツだし、フォトショやイラストレーターが使えるからってそれを特技には活かせない、web系も自社でHP管理している会社も最近は少なく、部外委託だったりするのでなかなか活かせないというのが現状なのだ。

一応C言語とかも勉強できるらしいけど、今更ゲーム会社で就職とか無理だし、それならスプレッドシート使えた方がよっぽど会社では使える人材だ。

 

さらに資格受験の問題もある。

「うちは受験料援助が1万円まで、年に2回受験出来るんですけど、MOSAdobeなら10,586円だから個人負担が少ないですけどMOSは毎月どっかで受験出来るんです、パソコン教室などが受験会場ですからね、web系は『WEBクリエイター能力認定試験』しかなくて、資格受験の場所が少ないんですよ、受験料は5,700円からと安いですけどね。」

 

でも人気なのは何故かweb系とAdobe、親会社が広告代理店なので企業案件が来ると工賃がもらえるから選んでいるのかもしれないけど、個人的にはお勧めできない。

資格取得が大きな武器となる障害者雇用、一般求人で勝負するなら潰しの効くMOSの方がお勧めだということらしい。

まぁ私は講師(支援員)狙いなので最初からMOS狙いだったんですけどね。

MOS持っていれば十分就労移行施設の職員として就職が可能なので。

 

資格型就労移行支援で資格を取る人は自分が何をしたいのか?どこで就職をしたいのか?これは重要ですよ?

 

 

 

通所するのに衣類などが足りなくとても困っています、どうか支援をよろしくお願いします(>人<;)

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