就労移行支援160日目
今日はコラム的な話。
・楽しくなければ仕事じゃない。
って思っている人、結構多いんじゃないでしょうか?
確かに楽しく仕事が出来るのは理想ですよね、私もそう思います。
でも「仕事が楽しくなるにはどうしたらよいのだろう?」って考えたことはありますか?
与えられた仕事をただ黙々とこなす、会社の歯車になる、確かにこれも一つの仕事の在り方だし、それで成り立っている会社もあります。
でも楽しくないですよね?
毎日同じルーティーンの繰り返し、正直飽きてきます。
ならどうしたらよいのか?
私ならまずそんな仕事は選びません、だってつまんないもん。
仕事選びはやっぱ大切、どんな仕事なら自分を活かせるか?どんな仕事なら楽しく働けるか?考えますよね。
私の場合、まず何をやりたいか考えました。
私は人に支援や指導する、また教育が出来る仕事に就きたい、出来れば今持ってる資格も活かせる仕事がしたい。
と、考えました。
じゃあどうしたらそんな仕事に就けるか?
そう考えた時、今のスキルじゃ足りないと感じたのです。
たとえば私はPC操作が得意です、でも履歴書にそれを書くことが出来ない、何故ならどれくらい得意なのか指し示すモノが無いから。
じゃあ資格を取ろう、と思ってMOSの資格を取りました。
これはマイクロソフト公認の資格なので日本全国で通じます、これは強いです。
最低でもこれくらいは使えるってお墨付きなのですから履歴書にも堂々と書けます。
(ちなみに受験料が10.584円(10月1日以降だと消費税が10%になるので注意))
あと私は大型自動車免許も持っているし、介護の資格も持っていたので、これらを総合して、自分のやりたい仕事に最も近い職種は何だろう?と考えた結果が障害者福祉でした。
介護福祉はすでに経験し、私の理想とはかなりかけ離れたものであったのですが、認知症利用者とのコミュニケーションなどは勉強になりました。
これをアピールポイントに入れつつ、障害者で就労したい、でもスキルが足りないから訓練したい、って言う人に自分が人生で学んだものを教えることが出来て、支援できることが出来たら仕事も楽しく出来るのではないか?と考えたのです。
で、ある意味特殊な業種ですが探すと案外あるもので、また障害者総合支援法の改正により事業所が増えている時期と言うこともあいまって、求人を探すことが出来ました。
私は自分が精神障害者というレッテルを貼られることを嫌いました。
特に精神障害者は元は健常者だった人が多かったので、そう思う人は多いと思います。
今までも障害をクローズにして就職していたので、特にその思いは強かったです。
ですが、逆に障害を受け入れて、オープンにしつつも一般就労で求人に応募する、結果内々定をもらえる、そこにはつまり自分の職歴や資格を見てもらえて、職員として取りたい、という会社側の思いがあります。
これが得られると言うのは自分がある程度認められたと言うことであり、大きな自信になります。
まぁ内々定だから気は抜けませんが、それを破棄してゼロから求人を募集するほど企業もヒマではありませんし、企業イメージも悪くなります。
是非会社で働いて欲しい、と思ってもらえる会社で働けることにその先の働く楽しみがある、そう思ったのです。
そして仕事をすることでスキルアップを図る、職員の人とコミュニケーションを取る、全てが楽しく仕事をするために必要なことであり、長く就労するために必要なものだと思うのです。
長文になりましたが、障害者就労移行支援で学んできた私なりの「楽しく仕事をするには?」と言う想いでした。
同じく就労を目指す障害者の方の参考になればと思います。