就労移行支援167日目
就労継続支援B型とはなんぞや?
なんぞや?
実は先日またもや就職面接へ行ってきました。
まぁ結果待ちなんですけど。
で、今回障害者福祉の3種類全てを見ることが出来たので、それぞれについて深く書いて行きたいと思います。
- 就労継続支援B型とは?
就労継続支援B型とは、障害者が一般就労が難しいけど働きたい、というニーズに答えるために作られた事業所となります。
大手のサイトを見ると簡単ざっくりとA型との違いがどこでも書かれていますけど、制度上は確かに「雇用契約を結ぶか結ばないか」の違いしかありません。 - 実際には何をやるの?
じゃあ実際には何やってんの?って話になるのですが、主に軽作業です。
って大手サイトには書かれてますよね?
じゃあ軽作業って何?ってなるんですけど、B型に関してはあまり軽作業ではありません。
というのも、部外企業と業務契約を結んで、作業(と言う名の訓練)をしないと会社の収益が上がらないので、身体を使う作業が多いです。
例を挙げるとマンションの共用部の清掃やハウスクリーニング、ホテルのベッドメイキングなど。
他には誰が使うのか分らない謎の造花作りとかやってるところもあるようですが、事業所の収益になりにくいので、そういう事業所は少なくなっています。
気になる人は見学してみると良いでしょう。
あくまで訓練と言う名目でやってますが、実情は作業員であり従業員です。
低賃金で使われてる作業員と言うのが本音ですね。
職員は指示監督しながら作業を手伝うカンジ、なのでB型の職員求人を見ると、「要自動車免許」となっているところがほとんどです。
で、施設外訓練と称して作業して時給で工賃を貰う、と言うカンジ。 - 生活できるの?
先述したとおり雇用契約を結ばないので、自分の体と相談しながら仕事が出来ます。
このシステムのおかげで利用者は障害が重度の方が多めの傾向にあります。
あと、午前中のみという利用の仕方も出来るので、精神疾患で精神が不安定の方などには向いているかもしれません。
でも、時給は550円とか多くても800円くらい、月に6時間、23日フルで働いて10万ちょっとです。
申し訳ないですが障害年金でも受給していないととてもじゃありませんが生活できません。
よって副業と考えた方が良いかもしれません、なので障害が重度の人が多めになるんだと思います。
その代わりと言っては何ですが、「食事提供加算」と言う物が事業所には国から支給されていまして、昼食を安く提供しています。
障害で食事作りが大変、と言う人にはかなり助けになるかもしれません。
- まとめ
個人的にはB型作業所を利用する人は障害年金受給者で、日々の日常で作業でもう少し生活費が欲しい人。
毎日ヒマで身体を動かしたい人。
ってのが適していると思います。
それ以外の人が利用すると間違いなく不満が出ます。
なんせ低賃金なので「なんでこんなことしなきゃならないの?」っていう気持ちになります。
ちなみに利用期間に定めはありません、利用するのにお金もかからないので、逆に働けるだけ働くという人もいるようです。
今度はA型作業所、となるのですが、A型については次回書いていきます。