Dragonfly40のBlog

主に障害者が就労移行支援に通う実情を綴っています。

就労移行支援91日目

今日はまた新しい利用者がやってきた。

ほんとコンスタントに利用者がやってくるのだけど、定員にならないのは良い事なのか悪い事なのか。

この1ヶ月で4名の新人さんがやってきたが、これが驚くほどPCに不慣れ。

多分その影響もあるのだろう、週1回タイピングの時間が設けられた。

 

で、前回も書いたのだけど通所する上で「何を学びたいのか?」「スキルアップを図るのは良いが、そのスキルで何をしたいのか?」という部分が明らかに明確ではない。

ただ漠然と訓練する、モニタリングでDTPをやりたいと言っていたからDTPをやってもらう。

 

それで良いのだろうか?

私は以前所長に「職業適性検査をやった方が良いのではないか?」という疑問をぶつけたことがある。

しかし帰ってきた答えは「本人の希望を優先するので職業適性検査は必要ない」とのこと。

果たしてそれで良いのだろうか?

私は確かに社会経験が長いです、だから「自分は何が出来て何が苦手、なんの特技を伸ばせるのか?そのスキルを伸ばして何がしたいのか?」と言ったライフビジョンが見えています。

でもみんながみんなそういうわけでは無い。

自分はどんな仕事が向いているのかすら分からない人はたくさんいるのだ。

そういう人へある程度方向性を見出して導くのも役割なのではないのだろうか?

中には与えられた訓練課題をこなすだけで、少しでも分からないと全て職員を呼び、質問をしては全て答えを聞き出そうとする人がいます。

全く自分で工夫しようとしない。

「〇〇までやってみて△△までは出来たんだけど、▲▲が出来ない」みたいな、質問は全く期待できない、ってか質問内容がもう全然具体的じゃない。

 

あのう、分からないんですけど

どこが分からないんです?

何をして良いのか分からなくて

 

って根本から全て分からないってある意味スゴ過ぎ。

最初のうちなので与えられた課題をとりあえずこなせば良いワケだけど、その課題をどうしたら良いかすら分からない、というのだ。

そんなんじゃ2年経っても「自分はなんの仕事がしたいのか?」って自立には程遠いですよ。

最初のモニタリングでどんな話をしたのか知らないけれど、基本の基本すら分からない人にDTPは無いんじゃないかなぁとは思いました。

それこそWordとかExcelの方が基礎は身につくよね。

 

 

通所するのに衣類が不足しておりとても困っています(完全に夏物)、あとビデオカメラの支援をお願いしています、どうか支援をよろしくお願いします(>人<;)

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